テーマ:「食農マーケッティング・エンジニアリングのための農業ICT×GAP×HACCP」
開催趣旨
農業情報学会の秋(冬)の大会は、現場対応型の戦略的技術を紹介すると共に、ポスターセッションを通じて学会メンバーと現場との交流を図ることを目的としている。そこで、2015年度の大会では、TPPが現実味を帯びる中で、農業生産、食品加工、食品流通からなるフードシステムを対象に、このシステムを横切る生産現場での環境保全、食品の安全・安心、食品の品質への対応に不可欠な、GAP、HACCP、ICTをそれぞれ関連づけながら最新の情報を踏まえて専門家にお話しいただくとともに、その現場視察も企画することとした。
定員: 約100名
参加費: 事前登録:3000円、当日:5000円 懇親会費: 5000円 参加費・懇親会費は会場にて集金させていただきます。
申し込み方法: 参加登録が下にありますのでスクロールしてください。
申込期限:2015年12月3日
主催:農業情報学会
協賛:計測自動制御学会アンビエントセンシング応用部会、(一社)ALFAE、
(一社)日本生産者GAP協会、鹿児島経済研究所、異分野融合プロジェクト、xCLOP
後援:農業食料工学IT/メカトロニクス部会、九州支部
プログラム
12月10日(木)1日目: シンポジウム 午前11時~夕方18時まで(会場:鹿児島市城山観光ホテル)
11:00~11:05 開会挨拶 農業情報学会会長 東京大学教授 二宮正士氏
11:05~11:50 スマート六次産業における品質とICT
一般社団法人ALFAE代表理事 亀岡孝治氏
12:50~13:45 環境保全型農業とGAP
日本生産者GAP協会 理事長 田上 隆一氏
13:35~14:20 食品の安全・安心とHACCP
日本HACCPトレーニングセンター 専務理事 杉浦嘉彦氏
休憩
14:30~15:45ポスターセッション・企業展示
(一件当たり2分間程度のPPTによるプレゼン有り) (企業展示)6件 ポスター展示 + テーブル・電源つき
・PSソリューションズ(ソフトバンク) ・ベジタリア ・住友精密 ・富士通 ・NEC
・(株)鶏卵肉情報センター(月刊HACCP」「隔週刊鶏卵肉情報」「月刊養豚情報」)
(プロジェクト展示) ポスター展示(A1上下2枚)
・鹿児島県
・異分野融合プロジェクト(名古屋大学)
・SIP(農業情報関連プロジェクト事務局:一般社団法人ALFAE)
・三重大学マリンフードイノベーション創発ユニットプロジェクト
・宮崎大学農学部付属フィールド科学教育研究センター住吉フィールド(牧場)
真智代:「宮崎大学附属牧場におけるGLOBALG.A.P.認証取得について」
・川野潤一郎(有限会社舞システム企画):「GLOBALG.A.P. + HACCP(一部)」
(ポスター) ポスター展示(A1上下2枚)
・中野浩平(岐阜大)ら:「脂質過酸化・分解現象に着目した青果物の鮮度評価法」
・島名賢児(鹿児島高専):「鹿児島における農工連携への高専の関わり」
・橋本篤(三重大学):「スマート六次産業化」
・鹿児島大学
休憩
15:55~16:25 事例1:株式会社鹿児島経済研究所 主席研究員 増原伸一 氏
16:25~16:55 事例2:ファームアライアンス 専務取締役 数納朗 氏
16:55~17:25 事例3:東京デリカフーズ株式会社 研究開発室 武井 安由知 氏
17:25~17:55 事例4:鹿児島製茶株式会社 取締役部長 松下幸平氏
17:55~18:00 閉会挨拶
終了後に 懇親会の予定
12月11日(金)2日目:現地視察(現在調整中)
(視察趣旨) 現状でICT等を導入している先進事例ではなく、未導入の地方企業を視察し、今後の普及方法等について参加者にお考えいただく。
(基礎条件)
①9時前後に城山観光ホテル発
②16時前後に鹿児島空港着
③17時前後に鹿児島中央駅着
羽田、中部、伊丹とも19時以降の発便があるため、時間的余裕はある。
<第1班>
①ゆすむら農園(日置市、国産アボカド生産者)
②濵田酒造(いちき串木野市、焼酎・日本酒製造)
③小城製粉(薩摩川内市、米粉等製粉、菓子製造)
④薩摩川内市企画政策課(ヘルスケアモデル)
<第2班>
①鹿屋市漁協(鹿屋市、カンパチ養殖、フィレ加工HACCP)
②小鹿酒造(鹿屋市、焼酎製造)
③堀口製茶(志布志市、製茶業)